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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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旧優生保護法

強制不妊手術 救済法施行1カ月 心と体、消えぬ傷痕 67歳被害女性、心情吐露「旧法やはりおかしい」 /鳥取

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心情を吐露する被害女性。手には長男に手作りした巾着袋=鳥取市で、阿部絢美撮影
心情を吐露する被害女性。手には長男に手作りした巾着袋=鳥取市で、阿部絢美撮影

 旧優生保護法下で強制的に不妊手術を受けたとされる県内の女性(67)が毎日新聞の取材に応じた。約40年前、母親から「盲腸みたいな手術だから」と事実を伏せられて病院に連れていかれた。へその下には手術痕とみられる古傷が今も残っている。救済法が成立・施行して今月24日で1カ月。「心と体の傷はいつまでも消えない」と憤っている。【阿部絢美】

 知的障害がある女性は28歳のとき、勤務していた会社の上司で、交際していた男性の子を身ごもった。認知はしてもらえず、シングルマザーを覚悟して翌年5月に長男(38)を出産した。

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