国有林法改正案

資源枯渇、憂える声 大規模伐採の候補地・宮崎 「生産性高まる」大手歓迎/再造林3割地域も

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スギ伐採に向けた現地説明会で、入札予定の国有林を調べる伐採業者と森林管理署職員=宮崎県日南市で5月21日、寺田剛撮影
スギ伐採に向けた現地説明会で、入札予定の国有林を調べる伐採業者と森林管理署職員=宮崎県日南市で5月21日、寺田剛撮影

 全国の国有林で最長50年間、1カ所当たり数百ヘクタールの伐採・販売権を民間業者に与える国有林野管理経営法改正案の審議が22日、参院で始まった。人工林でのスギの丸太生産量が28年連続日本一の宮崎県は、改正法が施行されれば大規模伐採の候補地の一つになるとみられている。現場を歩くと、法改正への期待感と森林資源の枯渇を憂える声が交錯していた。【寺田剛】

 「これから5件の入札をします」。21日午前、宮崎市の林野庁宮崎森林管理署会議室に県内外の10社が集まった。お目当ては国有林のスギなどの伐採・販売だ。入札は宮崎市と小林市の5カ所計約52ヘクタールの樹齢43~60年、計約7万8000本(4万立方メートル)が対象。3年以内に樹木を全て切り山を丸裸にする皆伐(かいばつ)が条件だ。「今年度初めての入札。早く仕事量を確保して従業員や機械を遊ばせないようにし…

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