メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

運転免許

広がる高齢者の自主返納 「加害者にならぬ」安心

運転免許の取り消し通知書を手に笑顔を見せる福田法子さん=長崎県大村市の自宅で2019年5月15日、杣谷健太撮影

 東京・池袋で高齢ドライバーの車が母子2人をはね死亡させた事故の後、運転免許を自主返納する高齢者が増えている。長崎県大村市の福田法子(のりこ)さん(86)もその一人だ。「被害者がいない社会になってほしい」。事故後にそう訴えた遺族の記者会見を見て、免許と車を手放す決心をした。日常生活は不便になったが「加害者になる心配はなくなった」と気持ちは晴れ晴れしている。【杣谷健太】

 「あと2年は乗るつもりでした」。福田さんは、今年3月に新しい中古車に買い替えたばかりだった。長男(55)からは「もう運転はやめて」と猛反対されたが耳を貸さなかった。趣味のオカリナの練習や通院、近所の独居老人の入退院時の送り迎え……。福田さんにとって車は不可欠だった。1年前の免許証更新時に受けた認知機能検査も高得点で、相次ぐ高齢者による事故も自分には関係ないと思っていた。

この記事は有料記事です。

残り1264文字(全文1636文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ゾウの死骸に大量のプラごみ タイ当局解剖、消化器官に詰まり出血か

  2. 姫路の24歳女性刺殺 容疑で36歳知人男性逮捕 生前に暴力、警察に相談

  3. 首相を不祥事から守れば出世できるのか 太田主計局長の財務次官内定で感じた「既視感」

  4. なぜ首相は「痛感」した責任を取らない? 安倍流処世術、軽さの原点

  5. 「新しい県政を、の思いにしっかりと応える」 三反園氏破り鹿児島知事選に当選の塩田氏

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです