小池都知事「ゼロ公約」に批判も 実現の見込み低く「ゼロゼロ詐欺」「説得力なさすぎ」など
毎日新聞
2019/5/24 07:00(最終更新 5/24 07:00)
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小池百合子・東京都知事が「2050年までに都内の二酸化炭素(CO2)の排出量ゼロ」を目指す、と表明したことが波紋を広げている。小池氏は16年の都知事選で「七つのゼロを目指します」を掲げ、残業や満員電車、介護離職などの「ゼロ」を選挙公約として掲げたが、達成したのは「ペット殺処分ゼロ」のみ。目指すという意味では公約破りの心配はないが、実現する見込みが低い「ゼロのオンパレード」には「公約の意味がない」などの批判も出ている。【大場伸也/統合デジタル取材センター】
小池知事は21日、世界の主要都市の首長らが集う「U20東京メイヤーズ・サミット」で「CO2ゼロ」を表明。17年度に約70万トンだった廃プラスチックの焼却量を30年度に約40万トンまで減らし、30年に都内の急速充電器を1000基に増やして電気自動車などの普及を促すことなどを掲げた。
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