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インド総選挙、与党連合が過半数確実に モディ首相「強い指導者」アピール

インドのモディ首相=ニューデリーで21日、AP

 【ニューデリー松井聡】任期満了に伴うインド総選挙(下院定数545)が23日開票され、地元メディアによると、モディ首相(68)のインド人民党(BJP)が単独過半数を獲得することが確実になった。獲得議席は、BJPが単独過半数の282議席を得て圧勝した2014年の前回選を超える勢いで、モディ政権は2期目に入る。モディ氏は同日夜に演説し、「人々は国のために戦った。明るい未来は約束されている」と勝利宣言をした。

 投票は4月11日から5月19日まで地域別に7回に分けて実施された。定数のうち大統領指名の2議席と投票が延期された1議席を除く542議席が争われた。有権者は約9億人で、選挙管理委員会によると、投票率は過去最高の67・11%。

 BJPは14年の前回選で当時政権を担っていた国民会議派の汚職問題への不満や、経済成長への期待を背景に圧勝。一方、モディ政権は任期中、7%前後の高い経済成長や物価抑制は実現したが、農民など貧困層や中間層の生活が改善されない不満から、昨年11~12月の5州の州議会選挙で全敗した。

 だが今年2月に北部ジャム・カシミール州で自爆テロが起きると、インドは実行組織の拠点があるとするパキスタンを空爆するなど強硬姿勢を貫いた。モディ氏はナショナリズムに訴えかけると同時に、「強い指導者」をアピールし、支持上昇につながった。

 一方、前回選で大敗した最大野党・国民会議派は、初代首相ネールのひ孫ラフル・ガンジー総裁(48)が、貧困層への支援を訴えて議席の奪還を狙ったが伸び悩んだ。ガンジー氏は23日の記者会見で敗北を認めた。また、複数の有力地域政党も前回選でBJPに流れた支持層の引き締めを図ったが、大きな伸びにはつながらなかった。

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