こども園に飛び交うポルトガル語 東近江に外国籍園児向け教室 母語で安心できる場狙う

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元気な声が響く外国籍の園児向け教室「にこにこ」=滋賀県東近江市沖野3の「ひまわり幼児園」で2019年5月9日午前11時43分、大澤重人撮影
元気な声が響く外国籍の園児向け教室「にこにこ」=滋賀県東近江市沖野3の「ひまわり幼児園」で2019年5月9日午前11時43分、大澤重人撮影

 滋賀県東近江市は今年4月、認定こども園「市立ひまわり幼児園」(同市沖野3)に外国籍の園児向け教室を開設した。同市では外国人数が県内平均を上回る約2.9%を占め、特にブラジル国籍が多い。そこで母語であるポルトガル語の通訳が教室に常駐。母語が通じて安心できる場にし、日本語にも慣れ親しんでもらう狙いだ。未就学児の公立施設では先駆的な取り組みという。

 「♪足を踏みならせるゾウ……」。音楽に合わせて、ブラジル国籍の女児らが日本語で声を弾ませ、左足で床を踏み鳴らす。教室名は「にこにこ」。3歳の男女4人が元気よく走り回る。「アブラッソ!」(ハグの意味)と言って、日系のブラジル出身で通訳の嶋田けい子さん(57)と抱き合う男児も。

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