不気味かわいい? 室町時代の大黒天立像が人気 京都・因幡堂平等寺の宝物

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じっと何かを見つめる大黒天立像の目は、笑っているようで笑っていない=京都市下京区の龍谷大学龍谷ミュージアムで2019年4月15日午後2時27分、花澤茂人撮影
じっと何かを見つめる大黒天立像の目は、笑っているようで笑っていない=京都市下京区の龍谷大学龍谷ミュージアムで2019年4月15日午後2時27分、花澤茂人撮影

 京都市下京区の龍谷大学龍谷ミュージアムで開催中の企画展「因幡堂 平等寺」(毎日新聞社など主催)で、室町時代の「大黒天立像」が人気を集めている。おなじみの柔和なイメージとは異なり、ほぼ2頭身の異様なスタイルに笑っていない目、知り合いにいそうな表情など、一度見たら忘れがたいインパクトがあるためだ。来館者からは「ちょっと不気味」「後ろ姿がかわいい」との声も上がる。なぜこんな姿なのか。理由をたどると、大黒天という神様の「歩み」が見えてきた。

 企画展は、京都の中心部でおよそ1000年前に創建された因幡堂平等寺(京都市下京区)の宝物を紹介。因幡国(現在の鳥取県東部)から京都に飛んできたという伝説のある本尊の薬師如来立像(重要文化財)のほか、寺外初公開の仏像が数多く展示されている。

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