スパコン「京」後継機は「富岳」 計算性能100倍、21年稼働

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「京」の後継機であるスパコンの名称に決まった「富岳」を掲げる松本紘・理化学研究所理事長(中央)ら=2019年5月23日午後4時55分、斎藤有香撮影
「京」の後継機であるスパコンの名称に決まった「富岳」を掲げる松本紘・理化学研究所理事長(中央)ら=2019年5月23日午後4時55分、斎藤有香撮影

 理化学研究所は23日、スーパーコンピューター「京」の後継機の名称を「富岳(ふがく)」に決めたと発表した。富岳は、京の最大100倍の計算性能で世界最高水準の実用性を目指し、2021年ごろの稼働開始を予定している。

 富岳は富士山の異名。名称について、松本紘・理化学研究所理事長は「富士山の高さと裾野の広がりが、富岳の性能の高さと利用者の広がりを表している。また、富士山は海外からの認知度も高く、親しみやすい」と選考理由を説明した。

 京の後継機の名称は今年2~4月に公募され、応募総数は5181件。最も多かった名称は「京」の次の単位を示す「垓(がい)」、2位は「雅(みやび)」、3位は「極(ごく)」で、「富岳」は2件だったという。理研では「応募数が多い名称を採用するわけではないことは募集要項に明示している。外部委員を含めたネーミング委員会が名称候補を選び、理研理事会議で決めた」としている。

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