台湾総統選への出馬を狙う「第三極」勢力
2019/5/23 17:48(最終更新 5/24 14:05)
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来年1月にある台湾の総統選で、柯文哲・台北市長(59)=無所属=の動向が注目されている。柯氏は、与党・民進党と最大野党・国民党の2大政党に不満を持つ有権者の受け皿となり、高い人気を維持する。20日に発表された大手紙の世論調査では、「台湾で最も人気のある政治家」と言われてきた国民党の韓国瑜・高雄市長(61)を支持率で上回った。柯氏は地盤が弱い中部や南部での活動を活発化させ、出馬の準備を着々と進める。3月に訪米し、5月23日からは日本を訪問。台湾の政界で重視される日米両国との関係作りにも乗り出した。柯氏の人物像や政策を探った。
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