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世界の雑記帳

ソマリアの水上レストランで人々憩う、30年の内戦経て

 海賊の襲撃に備えているレストランはほとんどないが、アフリカのソマリアで水上レストランを経営するアブドゥルカディル・モハメドさんは別だ。3日に首都モガディシオで撮影(2019年 ロイター/Feisal Omar)

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 [モガディシオ 22日 ロイター] - 海賊の襲撃に備えているレストランはほとんどないが、アフリカのソマリアで水上レストランを経営するアブドゥルカディル・モハメドさんは別だ。

 イタリア語で「ランプ」を意味する「ラ・ランテルナ」と名付けられたこの店は、ダブルデッキのボートを作り変えたもので、首都モガディシオで人気のリド・ビーチに停泊している。モハメドさんは「海賊がこのボートを乗っ取り、貨物船を攻撃するのに利用するかもしれないので、スピードが遅くなるよう改造した」と話した。

 ソマリアではかつて、海賊が石油タンカーなどの船を追跡し、捕まった人たちに身代金を要求した。しかし、約30年にわたる紛争と混乱の後、安定の兆しが見え始めた。首都では散発的な爆撃はあるものの、海賊行為は減少。住民は外での娯楽を求めるようになっている。

 「リド・ビーチに座り、夜にお茶やコーヒーを飲むと、さまざまな色彩が見えて、時には別世界にいるような気分になれる」。旅行代理店のマネージャーを務めるオマル・アブール氏は、コバルト色の海とオレンジ色の日没について語った。

 モガディシュの地方政府で観光と投資の責任者を務めるアブディフィタ・モハメド・シヤド氏は、この街は戦争で破壊され、ほとんどの人々が「悲しみの物語」を抱えているとコメント。「そういった人々の救済策は、幸福を創造し、観光のための環境を創造し、自分たちが旅行するための時間を作り、話し、過去を忘れるための時間を作ることだ」と述べた。

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