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ヒロシマを生きて

被爆記者の回想/46 学徒の靖国合祀 「犠牲者の会」結成し陳情 遺族らに年金支給も /広島

 では、原爆の犠牲となった中学生、女学生らの靖国神社合祀(ごうし)を求める運動は、どのように進められたのか。靖国の祭神とされるには、当時の厚生省により、戦死またはそれに準ずる死没者と認定されることが条件であった。都道府県と厚生省による協議も行われたことであろう。

 参院議員を務めた山下義信氏は、進徳高女在学中に被爆して重傷を負った寺前妙子さんに「学徒と遺族の会を組織して、厚生省に働きかけなさい。その出発点として、追悼会を営みましょう」と提案した。その追悼会には大原博夫・広島県知事をはじめ、県選出の国会議員、県会議員ら政界人約500人が参列した。その人々が持ち寄った“香典”が寺前さんらの運動資金になった。

 1957(昭和32)年に広島県庁で「広島県動員学徒等犠牲者の会」が結成され、寺前さんが会長に推され…

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