石木ダム

用地、初めて宅地が収用対象に 地権者ら「今後も反対訴えていく」 県と佐世保市が川棚町に計画 /長崎

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ダム建設予定地内には各所に反対の看板が立つ
ダム建設予定地内には各所に反対の看板が立つ

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダムを巡り、13世帯約60人の宅地を含む約12万平方メートルについて明け渡しを命じた県収用委員会の裁決。初めて宅地が収用の対象になる事態に、反対地権者らは「今後もダム反対を訴えていく」と反発し、対決姿勢をさらに強めている。【浅野翔太郎、綿貫洋】

 用地の収用をめぐり県は2014~16年、3回に分けて収用委に裁決を申請していた。既に収用された約5500平方メートルは農地などだったが、住宅などが初めて対象になった。裁決により、明け渡し期限までに住民が立ち退かない場合、強制的に立ち退かせる行政代執行が可能になる。

 23日に記者団の取材に応じた中村法道知事は「(裁決について)聞いておらず、今の段階でコメントは差し控える」としながらも、強制収用などの措置については「しかるべきタイミングで検討していく必要があると思う」と語った。

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