日韓外相会談

韓国側「日本も努力を」 徴用工問題、溝埋まらず

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 フランス訪問中の河野太郎外相は23日午後(日本時間23日夜)、韓国の康京和(カンギョンファ)外相とパリで会談した。韓国最高裁が日本企業に元徴用工への賠償を命じた判決を巡り河野氏は、日韓請求権協定(1965年)に基づいて、日本政府が今月20日に韓国に要請した「仲裁委員会」の設置に応じるよう求めた。韓国外務省によると、康氏は会談で「日本側としても被害者の苦痛と傷を癒やすために共に努力する必要がある」と述べた。日本側に賠償への協力を求める姿勢を示した形で、溝は埋まっていない。

 約1時間20分の会談の冒頭で河野氏は、韓国外務省報道官の「日本企業が判決を履行するのに何の問題もない」との23日の発言を問題視。「事の重大性を理解していない大変な発言だ。こうしたことが日韓関係を非常に難しくしているとぜひ認識していただきたい」と語気を強めた。その上で「困難な問題を解決し、未来志向の新しい関係を築きたい」と述べた。

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