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あすトランプ米大統領夫妻が国賓で来日し、令和の皇室外交がスタートする。令和と平成の皇室外交はスタートからして異なる。
平成の皇室外交は1989年2月24日、昭和天皇の「大喪の礼」での弔問外交でスタートした。世界164カ国の元首、王族、首脳級の弔問使節が参列。現在の上皇、上皇后である新天皇、皇后は「大喪の礼」の前後に、すべての使節とご会見(外国元首との会談)とご引見(元首以外の王族、副大統領・首相等の使節と会うこと)を行った。
外務次官として現場を指揮した故村田良平氏は「各国代表の中には、両陛下の式場での堂々たるお振舞い、特に雨中自ら傘をさしながら毅然(きぜん)として起立しておられたことに深い敬意を覚えたと述べると共に、いかなる国をも差別することなく全弔問使節にお声をかけるための時間を割いてくださったことに衷心より感謝していると述べる者が少なくなかった」と、その著書「回顧する日本外交」で書いている。
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