連載

2019欧州の選択

欧州では右派ポピュリズム政党が台頭し、人権や民主主義といった欧州連合(EU)を象徴する価値観が揺らいでいます。背景にはEUと価値観を共有してきた中道左派政党の退潮があります。独社民党も例外ではありません。欧州中道左派の「最後のとりで」とされてきたこの政党に何が起きているのでしょうか。

連載一覧

2019欧州の選択

親EU系、苦戦の見通し 欧州議会選開始 26日まで

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 【ブリュッセル八田浩輔】欧州連合(EU)の欧州議会選挙(定数751)は23日、オランダと英国の2カ国で投票が始まった。26日までに全28加盟国で投票が行われる。EUに懐疑的な勢力が各地で支持を伸ばしており、議会の安定を支えてきた親EUの中道系2大会派が初めて過半数を割り込む公算が大きくなっている。

 欧州議会選は域内約4億2600万人の有権者が、EUの針路に直接民意を示す5年に1度の機会だ。国別に行われるため、政権与党への批判票が反EU勢力に流れやすい傾…

この記事は有料記事です。

残り344文字(全文573文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集