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ヒバクシャ

2019春/4 平和主義、捨てるのか 朝長万左男さん(75)

安保関連法違憲訴訟の口頭弁論後、意見書に込めた思いを原告の被爆者らに説明する朝長万左男さん=長崎市桜町で

 <時代が変わっても documentary report 249>

 今月20日、日赤長崎原爆病院名誉院長の朝長万左男さん(75)の姿は、長崎地裁の法廷にあった。集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法は違憲として、被爆者らが国に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論。原告側は証人申請のため朝長さんら3人の意見書を提出した。「この国は戦争犠牲者に対するおわび、戦後復興への感謝を伝える前に、平和主義をかなぐり捨てようとしている」。朝長さんの書面には痛烈な言葉が並んでいた。

 医師として、被爆者として、核を巡る問題に関わってきた朝長さんだが、安全保障や憲法を問う司法の場に臨むのは初めてだ。「新安保法制の成立は、日本人として身につけてきたアイデンティティーを根底から覆されるような大打撃だった」。閉廷後の集会で朝長さんは、自身を駆り立てる思いを原告約40人を前に語った。

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