半世紀にわたり市民に親しまれた大阪市中央区千日前1の鯨料理店「徳家(とくや)」が25日、閉店する。日本の国際捕鯨委員会(IWC)脱退で約30年ぶりの商業捕鯨再開が決まり、鯨食文化の継承に尽力してきたおかみの大西睦子さん(76)は「一定の役割は果たした」と幕引きを決めた。
創業は1967年。当時、鯨肉は安く、家庭料理の定番だった。甘辛い味つけが一般的だった中、酒のつまみに合うように薄味スープの名物「ハリハリ鍋」を考案。毎朝買いつけに通った市場では、霜降りの多い「尾の身」にこだわった。口コミで人気…
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