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「8年越しの花嫁」の難病

続・死亡率7%の壁(1)意識不明5カ月、最後にたどりついた「特別な薬」

 実話を基にした映画「8年越しの花嫁」(2017年公開)で、土屋太鳳さんが演じる主人公の女性が患ったのは難病「抗NMDA受容体脳炎」だった。この治療において、海外では有効性が認められているにもかかわらず、国内では「原則」として使えない薬がある。しかし、防衛医科大学校病院(埼玉県所沢市)は、学内の倫理委員会の審査を経て、この薬を患者5人に使ってきた。うち4人は短期間で社会復帰を果たす一方で、結果的に命を落とした女子高生もいる。「死亡率7%」とされる病。その生死を分けたのは何だったのか。3回にわたって報告する。【照山哲史】

 「こ、ど、も、が、し、ん、ぱ、い」(子供が心配)。病室のベッド横にあるホワイトボードに、患者の女性…

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