特集

東京オリンピック

東京オリンピックに関する特集ページです。

特集一覧

Together

空手で金メダル狙う植草 苦労人の父との絆

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
昨年のジャカルタ・アジア大会女子組手68キロキロ超級決勝で気迫に満ちた攻めを見せる植草歩(左)=ジャカルタで2018年8月25日、宮間俊樹撮影
昨年のジャカルタ・アジア大会女子組手68キロキロ超級決勝で気迫に満ちた攻めを見せる植草歩(左)=ジャカルタで2018年8月25日、宮間俊樹撮影

 2020年東京五輪で金メダルの期待が懸かる空手組手女子の植草歩(26)=JAL=は、小中学生の頃は目立たない存在だった。16年世界選手権の女子68キロ超級で優勝するなど飛躍を遂げた陰には、献身的に支え続けた父政國さん(62)の存在があった。【松本晃】

 「空手をやりたいって言うんだったら、やめさせないよ」。政國さんは、当時小学3年生だった植草の目をじっと見つめ、覚悟を求めた。仲の良い幼なじみと一緒に空手を習いたいと言った娘は何事も器用にこなした半面、あきっぽい一面もあったからだという。

 練習初日、ミットを打った時にパーンと音がした。心地よさにはまった植草は、空手の道に没頭した。自宅のある千葉県八街(やちまた)市の自宅から、上級者の集まる同県匝瑳(そうさ)市の道場まで週に2、3日通った。練習は活気に満ちて深夜近くまで及ぶこともあり、眠い目をこすりながら、父は毎日のように車で娘を迎えに行った。

この記事は有料記事です。

残り754文字(全文1154文字)

【東京オリンピック】

時系列で見る

あわせて読みたい

ニュース特集