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京の旅ゆかしく おたの申します

祇園・花見小路で観光客にマナーアップを呼びかける舞妓ら=東山区で2019年5月14日、川平愛撮影

 「マナーアップ、おたの申します!」。京都を代表する花街の祇園・南側地区で今月14日、地元住民らによる協議会が3カ国語で書かれた啓発グッズを配布した。普段着姿の舞妓(まいこ)も黄色い声を張り上げる。

 軒を連ねるお茶屋や飲食店の大半は常連客向けだが、レンタル着物に身を包んだ外国人観光客たちも、風情ある町並みを歩こうと押し寄せる。数年前からは「店内や民家に無断侵入」「食べ物や吸い殻のポイ捨て」「芸舞妓を強引に引き留めて写真撮影」などのトラブルも急増。防犯カメラの増設やガードマンの配置の他、パトカーが巡回して各国語でアナウンスを流すなど、行政や警察も協力してマナー向上を訴える。

 京都市が年間観光客数の「5000万人構想」を発表したのは2000年。市観光総合調査では08年に目標を達成し、15年には過去最高の5684万人を記録した。政府の観光立国推進にも後押しされ、00年当時は40万人規模だった外国人宿泊客数も年々増加し、17年には過去最高の353万人に達した。

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