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週刊テレビ評

テレビショー型政治どこまで トランプ氏が土俵に上がる日=金平茂紀

 テレビ報道に関わっている人間の一人として、心が重い。4月1日のエイプリルフールの日に発表された「令和」の新元号をめぐるニュースから、5月1日のメーデーに即位された新天皇陛下をめぐるニュースに至るまで、この1カ月あまりは、TVジャーナリズムとしての「思考停止」が続き、「歴史」「世界」を考える視点を遮断した日々だった。そう僕は考えている。そんなことを言うのは少数派かもしれない。奉祝・慶賀ほぼ一色に終始したこの時期のテレビ報道は、これから先の世代によって厳しく検証される日々がやってくるだろうと僕は信じる。いずれのイベントも、テレビショーとして大いに盛り上がり、視聴者によって消費されていった。あとに一体何が残ったのだろうか。

 最新の毎日新聞世論調査によれば、内閣支持率は前回から2ポイント増え43%。支持しないは6ポイント減の31%。支持が不支持を10ポイント以上も上回った。現内閣は、皇室イベントを経て、その支持基盤をより強固なものとした。その勢いをかってか、今日25日に来日するトランプ米大統領の日程も、新天皇陛下と最初に会見する国賓として扱う。驚いたのは、あした26日には、両国国技館で大相撲夏場所千秋楽を、安倍晋三首…

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