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災害時、思い出どう守る 県歴博の学芸員が文化財救出を教習 写真や冊子洗浄体験 西予、来月29日 /愛媛

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西日本豪雨で被害に遭ったびょうぶの泥やほこりを払い落とすボランティアの人たち=愛媛県歴史文化博物館提供
西日本豪雨で被害に遭ったびょうぶの泥やほこりを払い落とすボランティアの人たち=愛媛県歴史文化博物館提供

 「歴史と思い出の保存とレスキュー」と題した体験講座が6月29日、西予市宇和町卯之町の県歴史文化博物館で開かれる。昨年の西日本豪雨でも水浸しになったり泥をかぶったりした文化財の救出(レスキュー)と修復に当たった館の甲斐未希子学芸員(29)が講師となり、文化財だけでなく家庭のアルバムや日記など、かけがえのない「思い出」を万一の自然災害時にどう守るかを体験してもらう。対象は小学生以上で6月15日までに申し込みが必要。

 昨年の豪雨では7月7日早朝の肱川の氾濫で西予市野村町や大洲市で甚大な被害が出た。今春、同館の研究紀要に甲斐さんがまとめた水損資料の救出経過によると、被害当日の7日夕方には江戸期から明治まで続いた大洲市の私塾「古学堂」の古文書や和本、掛け軸などの被害報告が館の学芸員にあった。文化財を収めた蔵が床上浸水し、周辺は保管場所も確保できない状況。段ボール7箱ほどの資料を館に移し、ボランティアの力を借りて吸…

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