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渋沢栄一 「年史」に見る進取の精神 晩年は貧困救済に尽力 /埼玉

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上皇ご夫妻(当時は天皇皇后両陛下)が一昨年9月に「渋沢栄一記念館」を訪問された際、「青い目の人形」の受け入れ事業などについて説明があったという=埼玉県深谷市で(代表撮影)
上皇ご夫妻(当時は天皇皇后両陛下)が一昨年9月に「渋沢栄一記念館」を訪問された際、「青い目の人形」の受け入れ事業などについて説明があったという=埼玉県深谷市で(代表撮影)

 新1万円札の「顔」となることが決まった渋沢栄一が、県の三偉人の一人であることは知られている。明治期から多くの事業を起こし「日本近代経済の父」などと呼ばれていることも。だが、実際に渋沢栄一の何がどうスゴいのか。座右の書とした「論語」のように、その内容があまりに多岐に及ぶため「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」(これも論語)に映るのだろうか。否、渋沢が育んだ企業や団体の「年史」などを読むと、改めてその偉大さの一端が垣間見える。【松下英志】

 渋沢の代名詞とも言える講演録「論語と算盤(そろばん)」はプロ野球北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督が現大リーガーの大谷翔平投手らに贈ったことで注目を集めた。栗山監督は当時、「倫理と利益を両立させることが、私心を捨てチームのために尽くす野球に重なると考えた」と説明。一方で「(本を渡された)若手は全然分からなかったでしょうね」とも。

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