メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

伊東光晴・評 『資本主義と倫理 分断社会をこえて』=岩井克人、生源寺眞一、溝端佐登史ほか著

 (東洋経済新報社・1620円)

信頼と誠実の相互関係が重要

 二〇一八年十月に、京都大学経済研究所附属の先端政策分析研究センターが行ったシンポジウムの記録が本書である。

 主催者である溝端佐登史教授が「資本主義と倫理」という題を選んだのは、氏の専門がロシア経済であり、ソビエトが崩壊し、資本主義への道を歩む過程で、地位を利用し、公的資金、資財を自分たちのものにするという行為が、ソビエト社会に横行したからであろう。

 資本主義が生まれるのは、マックス・ウェーバーが言うように、“禁欲の精神にうらづけられた自己努力”の…

この記事は有料記事です。

残り1181文字(全文1436文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「面倒見の良い人」救助ヘリ落下死 女性悼む住民たち

  2. ナイトスクープ、西田敏行さん降板へ 2代目局長18年

  3. 武蔵小杉タワマン停電 全面復旧見えず

  4. 「こんなこと想像も」停電、断水のタワマン疲れ果て 武蔵小杉ルポ

  5. 「アラ探そうと躍起」 群馬の山本一太知事、ネットで記者批判

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです