中国当局に厳しく監視される左派学生 ハイテク網で学内監視 天安門事件30年

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北京大の校門に設置された顔認証による通行ゲート=河津啓介撮影
北京大の校門に設置された顔認証による通行ゲート=河津啓介撮影

 中国当局に厳しく監視される左派学生たちへの取材は困難を極めた。取材対象の学生が拘束される恐れがあり、当局に知られないよう秘密裏に接触しなければいけなかったからだ。

 「文書による取材なら可能だ。仲間がまだ拘束されており、不安を分かってほしい」。4月初め、学生側から最初の返事が届いた。互いに使用したのは、海外の暗号化メールサービス。取材を計画して1カ月ほどが過ぎていた。

 最終的に4人が取材に応じ、うち2人が昨年夏、深せんでの労働争議に現地で参加していた。やり取りは暗号化メールのほか、指定された通信アプリのチャット機能を利用した。

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