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2019欧州の選択

欧州では右派ポピュリズム政党が台頭し、人権や民主主義といった欧州連合(EU)を象徴する価値観が揺らいでいます。背景にはEUと価値観を共有してきた中道左派政党の退潮があります。独社民党も例外ではありません。欧州中道左派の「最後のとりで」とされてきたこの政党に何が起きているのでしょうか。

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2019欧州の選択

反EU、支持どこまで 議会選、きょう大勢判明

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ハンガリーの首都ブダペストで2019年5月26日、欧州議会選挙の投票をする女性=ロイター
ハンガリーの首都ブダペストで2019年5月26日、欧州議会選挙の投票をする女性=ロイター

 【ブリュッセル八田浩輔】欧州連合(EU)の欧州議会選挙は最終日の26日、ドイツ、フランス、イタリアなど21カ国で投票が行われた。既に投票が終わった英国など残り7カ国でも同日夜に一斉開票され、日本時間27日午前に大勢が判明する見通し。各国でEU懐疑派勢力がどれだけ支持を広げるかが焦点だ。

 複数の世論調査によると、イタリアでは連立政権の一翼を担う右派「同盟」が政党別で支持率トップを走る。サルビーニ党首は反移民などで主張が近い域内の右派ポピュリズム(大衆迎合主義)勢力を結集し、EU懐疑派勢力の中核として選挙後の議会で影響力の拡大を図る。…

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