不登校の子 大学を居場所に 小中学校出席扱い 福岡・筑紫女学園大学

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支援活動を前にしたサポーター養成講座で、講師の市教委の担当者(右)と話す学生たち=福岡県太宰府市の筑紫女学園大で2019年5月13日午後7時7分、青木絵美撮影
支援活動を前にしたサポーター養成講座で、講師の市教委の担当者(右)と話す学生たち=福岡県太宰府市の筑紫女学園大で2019年5月13日午後7時7分、青木絵美撮影

 福岡県太宰府市の筑紫女学園大学で、市内の不登校の子どもたちに活動の場を提供する「キャンパス・スマイル」が28日から始まる。市教委と連携し、活動報告を市教委に提出することで小中学校の出席日数にも反映される画期的な取り組みで、子どもたちにとっては大学が新たな居場所となる。

 今月13日、ボランティアで不登校の子たちに寄り添う「スマイル・サポーター」の養成講座が大学内で初めて開かれ、学生63人が参加した。市教委や大学の担当者から不登校の現状や心構え、コミュニケーション技法などの基礎を学んだ。市教委学校教育課の八尋純次副課長は「『何とか学校に行かせよう』ではなく、子どもが自分で進む道をつかもうとするのを支援することが大切」と説明した。

 大学にはスクールソーシャルワーカー(SSW)など福祉分野の専門職を目指す学生も多い。キャンパス・スマイルは、地域貢献活動の一つとして、人間科学部の大西良准教授(児童福祉)が企画。不登校の子どもとサポーター登録した学生をマッチングし、大学で過ごす日を定期的につくる。講義室や食堂、図書館などで、遅れがちな勉強に取り組んだり、趣味の話などを楽しんだりする。

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