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世界の雑記帳

海愛するポルトガル人男性、140メートルの崖登ってごみ清掃

 ポルトガルに住むミゲル・ラセルダさん(62)は毎週、大きなごみ袋を背負い、高さ140メートルの危険な崖を登ったり下りたりしながら、海岸の清掃に力を尽くしている。22日、リスボン近郊のシントラで撮影(2019年 ロイター/Rafael Marchante)

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 [カスカイス(ポルトガル) 24日 ロイター] - ポルトガルに住むミゲル・ラセルダさん(62)は毎週、大きなごみ袋を背負い、高さ140メートルの危険な崖を登ったり下りたりしながら、海岸の清掃に力を尽くしている。

 クジラの胃の中にごみが詰まっていたり、地球最深部のマリアナ海溝でプラスチック廃棄物が発見されたという海洋汚染に関するニュースは、世界の人々を驚かせた。

 南極の冷たい海に潜ったり、大西洋を横断したりと、人生の大半を海で過ごしてきたラセルダさんも、将来の世代が自分と同じくらい海を楽しめるようになってほしいと考えている。

 2010年の南極への旅行がきっかけで、ポルトガルの首都リスボン近くの崖に打ち上げられたごみを収集し始めた。「ダイビングをするたび、世界中あらゆる場所でゴミを見つけた」と話す。

 「ビーチの清掃に行く人は多いが、崖は誰も行きたくない場所だ」とラセルダさんは言う。険しい道を歩き、滑りやすい岩を慎重に登り、時にはロープを使って行くしかない。

 近年では、ポルトガル沿岸を3キロメートルにわたって清掃した際、冷蔵庫からプラスチックカップにいたるまで、米国のフロリダ沿岸から大西洋をはるばる横断して漂着した廃棄物3万リットルを回収した。ただ、この大半は、米国やカナダでロブスター漁に使われている機器をはじめとする漁業や海運業者から廃棄されたものだ。

 「手をこまねいてはいられない」とラセルダさんは話した。「海を楽しむ人には、海を大切にする義務がある」

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