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/41 十津川の森は今/4 北海道移住、新天地の便り /奈良

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 五條市から十津川村へと車を走らせると、今も山肌に大きく崩れた跡が各所で目に付く。2011年の紀伊半島豪雨の爪痕だ。当時、山崩れが1000カ所以上発生し道路が各地で寸断された。さらに家屋が破壊され、県内だけで24人の死者・行方不明者を出した。

 この水害の痕跡を目の前にすると思い出されるのは、1889(明治22)年8月の十津川大水害である。当時の十津川郷は山崩れと洪水で壊滅的な被害を受けた。そこで村民約2500人が北海道に移住を決意する。2カ月後には村を出て、石狩川中流域の原野に入った。そして開いたのが、新十津川町(当時は村)だ。

 最近、この二つの村を結ぶ絆が新たに発見された。

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