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選択的夫婦別姓制度を巡り、今治市出身でソフトウエア開発会社「サイボウズ」社長の青野慶久さん(47)が27日、同制度について国会審議を求める意見書を国に提出するよう今治市議会に陳情した。青野さんは「地元で理解を進め、今治から声を上げることで国会を動かしたい」と話す。【花澤葵】
陳情では、制度を導入することで、男女が改姓による不利益を案ずることなく結婚・出産し、少子化対策の一助になる▽法的根拠のない「旧姓併記」が広がることによる社会の混乱を防ぐ▽生まれ持った氏名でキャリア継続できるため、女性活躍の推進に寄与する--などと主張している。
陳情に関する今治市議会の運用例によると、議会運営委員会が審査が必要だと判断すれば委員会で審査され、本会議で採択、不採択など議会としての見解が出る。6月定例会で審査に入る見通し。
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