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世界の雑記帳

スマトラサイ、マレーシアで最後の雄死ぬ 絶滅の危機

 マレーシアで、絶滅危惧種であるスマトラサイの最後に残っていた雄の「タム」が死んだ。同国当局が明らかにした。写真は2014年5月14日に撮影されたタム、ソーシャルメディアより(2019年 ロイター)

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 [クアラルンプール 27日 ロイター] - マレーシアで、絶滅危惧種であるスマトラサイの最後に残っていた雄が死んだ。同国当局が明らかにした。

 クリスティーナ・リュー観光文化環境相によると、このサイは「タム」という名前で、30歳くらい。2008年にボルネオ島のサバ州で保護されて以来、野生生物保護区に暮らしていた。

 スマトラサイはサイの中で最も小さな種で、同国は2015年に野生絶滅を宣言した。14年に捕獲された雌の「イマン」が現在、国内で唯一の個体となった。

 野生動物の専門家によると、インドネシアのスマトラ島とボルネオ島を中心に、世界で30―80頭しか残っていないという。

 環境保護団体の国際サイ基金は、生息地の消滅や密猟により繁殖の機会がほとんどなくなっており、数十年で絶滅する可能性があると警告している。

 マレーシアでは2011年から体外受精で繁殖させる試みが行われたが、成功しなかった。リュー氏によると、タムの遺伝物質は、スマトラサイの将来の繁殖のために保存されているという。

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