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文芸時評

5月 私のおすすめ 大澤聡(批評家)

(1)宮内悠介『偶然の聖地』(講談社)

(2)江國香織『彼女たちの場合は』(集英社)

(3)佐伯一麦『山海記』(講談社)

仮想現実からの反動

 それを経た後は自分の内側が(ときに環境も)組み替わっている点で、旅は小説と相性がいい。にしても、こうも旅モノが多いのは拡張する仮想現実からの反動ゆえか。

 (1)の主人公は旧友とともにある伝説的な山を目指す。むかう者は他にもあるが、ことごとく二人組だ。世界のバグを治す「世界医」同士の闘争をはじめ、物語は…

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