メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ときを結ぶ

西南戦争で響いた音色 東京に残った薩摩琵琶作り 鹿児島で復活に協力 /四国

 西南戦争の終焉(しゅうえん)が近づいていた1877年9月23日夜。鹿児島の城山に立てこもる西郷隆盛の陣営で、若い軍医が薩摩琵琶(びわ)を弾いた。哀調を帯びた音は包囲する官軍の陣営にも届く。24日未明、総攻撃が始まり、城山は陥落。西郷は自刃した。

 「この時に演奏した琵琶は木枯という銘で、今も鹿児島県に残っています」。埼玉県坂戸市の工房で琵琶を製作する石田克佳(51)が説明する。克佳の曽祖父義雄は官軍の兵士として西南戦争に従軍していた。「城山かどうかは分からないが、敵陣で弾く琵琶を聴いて感動したようです」

 薩摩琵琶に魅了された義雄は鹿児島から職人を東京に呼び、西南戦争の翌年、神田で石田琵琶店を開業。「石…

この記事は有料記事です。

残り1932文字(全文2236文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「吉本社長、田村さん会見したら全員クビと」 宮迫さん明かす
  2. ORICON NEWS 松本人志、闇営業の処分内容に疑問 宮迫・亮と後輩「分けてもいいのかなって」
  3. 宮迫さん、田村さん会見詳報(3)「吉本、好きだった会社なのに変わってしまった」
  4. 小池祐貴9秒98 日本選手3人目9秒台 陸上男子100、ロンドンで
  5. 服破れ、髪も焼け、真っ黒「地獄絵図だった」 京アニ放火

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです