メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

奇跡の傍らで

胎児と話せたら… 超音波でわかる病気は4割=荻田和秀・りんくう総合医療センター産科医

技術の発達で赤ちゃんの臓器などがハッキリと見られるようになった超音波検査だが、わかる病気は全体の4割くらい マンガ「コウノドリ」(C)鈴ノ木ユウ/講談社

 芥川龍之介に「河童(かっぱ)」という作品があります。主人公が河童の世界に迷い込み、見聞きした河童の世界を通して人間社会を風刺した小説です。この中に河童のお産の描写があります。親がおなかの中の胎児に「生まれてくるかどうか、よく考えて返事をしろ」と話しかけ、胎児が生まれるかどうかを判断する、という場面です。芥川は当時患っていた病気を胎児期からのものと考え、それに対する嫌悪感からこの章を書いたようです。

 僕は診察中、できるだけ胎児に話しかけるようにしています。妊娠6カ月時点で、既に胎児の耳は聞こえているようですし、何よりおなかの中の情報をどうしても知りたいからです。これはすべての産科医が感じることです。

この記事は有料記事です。

残り1019文字(全文1322文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ANAホテル「営業の秘密と言った事実はない」 安倍首相答弁を否定

  2. 藤田医科大岡崎医療センター クルーズ船陽性受け入れ 開院前で感染不安なく

  3. 「参加費返して」「やっと当たったのに…」 東京マラソン 一般参加者とりやめ、返金せず

  4. 東京マラソン 一般の参加料は返金せず 国内ランナー1万6200円 来年の出走権付与

  5. 「桜」前夜祭でANAホテルは明細書を発行したのか 首相答弁の「矛盾点」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです