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ワンマン体質断罪 「創業者、強い影響力」 レオパレス施工不良問題で最終報告書

施工不良問題に関する外部調査委員会の最終報告書発表後、記者会見の冒頭で頭を下げるレオパレス21の深山英世社長(左から2人目)ら=東京都中野区で2019年5月29日午後5時半、竹内紀臣撮影

 「経営トップの意向ばかりが強く推し進められるワンマン体制に陥っていた」。賃貸アパート大手レオパレス21の施工不良問題で、同社の外部調査委員会は29日に公表した最終報告書で、創業者で元社長の深山祐助氏の強い影響力が問題の背景にあったと指摘した。同社は経営体制の刷新も発表して一定のけじめをつけた形だが、同社が施工したアパートのオーナーや入居者の不信感は払拭(ふっしょく)できておらず、信頼回復への道のりは遠い。

 「『走りながら考える』との状況の下、経営危機からの脱却と事業の拡大が優先されてしまった」。調査委委員長の伊藤鉄男弁護士(元最高検次長検事)は同日の記者会見でこう指摘した。

 調査委は、外壁や部屋間の仕切り壁に設計図や国土交通相の認定と異なる発泡ウレタンを使い、遮音性や耐火性の基準を満たしていなかったことなどについて、バブル経済崩壊による経営危機を乗り切るため、祐助氏の「プラモデルのように建物を建てられないか」との発想が出発点にあったことを指摘。祐助氏が商品開発担当部署と直接協議しながら「こういう商品を作れないか」などと次々と提案していた。作業効率が上がる発泡ウレタン…

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