群馬大教授がアカハラ 大学側公表せず 「回答予定無し」と詳細説明拒否
毎日新聞
2019/5/29 08:46(最終更新 5/29 11:01)
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群馬大学が今年春、医学部に在籍の男性に対する医学系研究科の男性教授によるアカデミックハラスメント(アカハラ)を認定していたことが毎日新聞が入手した文書で分かった。大学側は認定自体を公表しておらず、取材に対し、詳細の説明を拒否。当該教授に対する処分の有無や男性への賠償などについても回答しなかった。【菊池陽南子、高橋努】
文書によると、教授は医療倫理に関する必修科目の授業を担当。男性は2年生時の2016年度に受講したが、単位を認定されず留年。17年度も再履修した。その再履修で必要な「補習」について、男性は教授から出席不要との連絡をメールで受けたという。さらに教授は男性に対し再試験を受けさせなかったという。
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