「容疑者と普段から接触がなく…」親族が市に複数回相談 川崎殺傷

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多くのお菓子や花束などが供えられた事件現場で、手を合わせる人たち=川崎市多摩区で2019年5月29日午後3時、喜屋武真之介撮影
多くのお菓子や花束などが供えられた事件現場で、手を合わせる人たち=川崎市多摩区で2019年5月29日午後3時、喜屋武真之介撮影

 川崎市で児童らが襲撃された事件で、同市は29日、自殺した岩崎隆一容疑者(51)の親族から相談を受けていたと明らかにした。いずれも80代の伯父、伯母との3人暮らしだったが普段から接触がなく、手紙で意思確認する状態で、引きこもり傾向にあったという。

 同市健康福祉局によると、2017年11月、別の親族から市精神保健福祉センターに相談の電話があった。伯父と伯母が介護サービスを受けるにあたり、ヘルパーらが家の中に入った場合、岩崎容疑者の反応を心配する内容だった。伯父、伯母と岩崎容疑者の間に会話はなかったとみられる。

 市職員は今年1月までの間に、伯父らと面接で8回、電話で6回の相談を重ね、伯父らに「意思を確認する手紙を(岩崎容疑者の)部屋の前に置いたらどうか」と提案した。市職員と岩崎容疑者との接触はなかった。

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