国語と数学の試験時間を延長 大学入学共通テスト大綱案
毎日新聞
2019/5/29 21:24(最終更新 5/29 21:28)
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大学入試改革の一環で、大学入試センター試験に代わって2020年度から導入される大学入学共通テストについて、文部科学省は29日、実施大綱案を有識者会議で示した。新たに記述式問題が導入される国語の試験時間は20分間、数学1・Aは10分間、現行よりも長くなる。実施大綱は6月上旬にも正式決定する。
共通テストは現在の高校2年生から対象になる。案によると、試験日はセンター試験と同様に「1月13日以降の最初の土曜、日曜」で、初回は21年1月16、17日。
国語と数学1・Aは、現行のマークシート式に加え記述式が導入されることに伴い、試験時間は国語が80分から100分に、数学1・Aは60分から70分にそれぞれ延びる。英語では、民間の資格検定試験の活用を受け、現行の「筆記」から発音とアクセントの出題をやめ、読解力を重視する「リーディング」と改称する。
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