メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

若松孝二とその時代

最終回 若松イズムを絶やすな! 若松監督とは何者だったのか

晩年の若松孝二は病魔と闘いながらも、創作意欲は衰えを知らなかった。インタビューでも「原発問題」「従軍慰安婦」「731部隊」などといった問題を「映画で描きたい」と、何度も口にしていた=久保玲撮影

 映画「止められるか、俺たちを!(止め俺)」(2018年)の製作・公開を機に、若松孝二監督と親交のあった映画人らのインタビューなどを通じて、若松の人生の軌跡に焦点をあてた連載「若松孝二とその時代」も、いよいよ最終回を迎えた。

 一体、若松とはどんな男だったのか、映画を通して何を訴えたかったのか。1年間にわたった本連載を通じて、実像の一端を感じてもらえたのではないだろうか。

 取材をすればするほど、器の大きさを感じる人だった。彼と関わりを持った人物それぞれの回顧談から浮かび上がる像は本当に多様で、刺激に満ちていた。そうしたエピソードを埋もれさせまいと、改めて映画史に刻み直す作業の連続だった。同時にそれは日本映画界を覆う暗雲の打破を願っていた若松イズムの再考だったともいえる。【鈴木隆】

この記事は有料記事です。

残り5631文字(全文5974文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 金田朋子「娘が笑えば何でもよい」子育て動画が88万再生 ポジティブを"貫く"子育て論

  2. 逗子崩落・女子高生死亡 事故前日に亀裂発見 マンション管理会社、行政に伝えず

  3. 「限界だった」たった1人の介護の果て なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか

  4. ORICON NEWS Kis-My-Ft2&SixTONES『チャリティ・ミュージックソン』メインパーソナリティに就任 ジャニーズ2組は史上初

  5. #排除する政治~学術会議問題を考える 気に入らない生徒を廊下に立たせる先生でよいか 作家・あさのあつこさん

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです