韓国産ヒラメ輸入検査強化へ 「食中毒踏まえた措置」と説明も、事実上の対抗措置か

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韓国の水産物禁輸を巡る経緯
韓国の水産物禁輸を巡る経緯

 厚生労働省は30日、韓国から輸入するヒラメなどのモニタリング検査を6月1日から強化すると発表した。厚労省は国内でヒラメによる食中毒が発生している状況を踏まえた措置と説明しているが、韓国は東京電力福島第1原発事故後、福島など8県の水産物の禁輸を継続しており、政府内には韓国に対する事実上の対抗措置との見方も出ている。

 厚労省によると、韓国産ヒラメの食中毒は、嘔吐(おうと)や下痢などを引き起こす寄生虫「クドア」が原因。2015~18年に5~10件(患者数47~113人)発生しているが、明確な増加傾向がみられるわけではない。韓国産ヒラメの輸入量は17年度で1075件(1930トン)で、輸入が増える6月から来年3月まで、寄生虫の有無を調べるモニタリング検査の件数を当初予定の約300件から約600件に増やす。

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