イージス・アショア巡り応酬 日露2プラス2 平和条約交渉の「後押し」には遠く

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日露外務・防衛担当閣僚協議に臨む(右から)岩屋毅防衛相、河野太郎外相、ロシアのラブロフ外相、ショイグ国防相=東京都港区の外務省飯倉公館で2019年5月30日午後5時7分、長谷川直亮撮影
日露外務・防衛担当閣僚協議に臨む(右から)岩屋毅防衛相、河野太郎外相、ロシアのラブロフ外相、ショイグ国防相=東京都港区の外務省飯倉公館で2019年5月30日午後5時7分、長谷川直亮撮影

 日露両政府は30日、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を東京都内の飯倉公館で開いた。日本が配備を進める陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、ロシア側は安全保障上の懸念を表明。日本側は「純粋に防衛的なものだ」と反論し、溝は埋まらなかった。北朝鮮に非核化を求める方針では一致した。

 日露2プラス2は2013年から始まり、今回は3年連続で4回目。河野太郎外相、岩屋毅防衛相、ラブロフ外相、ショイグ国防相が出席した。

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