人口減少に歯止めをかけようと県内各地の自治体が移住政策に取り組む中、長生地域では若者向けの住宅を用意したり、住居体験を受け入れたりするアピールが始まった。【金沢衛】
睦沢町は、田舎暮らしをアピールした庭付き戸建て賃貸住宅「むつざわスマートウェルネスタウン住宅」の整備を進めている。
町のほぼ中央に位置する里山に囲まれた田園地帯を開発し、33戸を建設中で、9月に入居が始まる。隣接して開設する道の駅の施設とともに設計から建設、運営まで民間企業に委ねるPFI方式を採用している。
住宅は、200平方メートル前後の敷地に延べ約80平方メートルの広さがある2階建ての子育てや新婚世帯向けが中心で、他に平屋建ての高齢者世帯向けや、テラスハウスがある。各戸には天然ガスによる自家発電で電力供給され、電線地中化により電柱のないすっきりした街並み。隣接する道の駅には農産物直売所や温浴施設、サイクルステーションなどがあり、徒歩圏内にスーパーマーケットや商業施設があって生活の便が良い。
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