松本城(松本市)の東側に位置する「太鼓(たいこ)門」について、同市教育委員会が耐震診断を行った結果、震度6強から7の大地震に対する耐震性能が不足していることが分かった。観光客や市民が多く通行するため、市教委は29日から注意を呼び掛ける看板を門の前に置いた。
松本城天守の耐震診断も2014~16年度に行っており、天守や乾小天守が震度6強以上の地震で倒壊する危険性があることが分かっている。乾小天守は非公開になっている。
市教委は、18年度には太鼓門と黒門(本丸正門)の耐震診断を実施。いずれも大地震に対する強度が不足していると判定された。特に太鼓門は耐震性が低く、大地震の揺れで建物が大きく変形する恐れがあると分かった。
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