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サウジで「対イラン」会議開催 サルマン国王、団結呼びかけ

サウジアラビアのサルマン国王=2019年5月30日、AP

 【ジッダ(サウジアラビア西部)篠田航一】米国とイランの対立が深刻化し、中東情勢が緊迫する中、湾岸協力会議(GCC)加盟国などアラブ諸国の緊急会議が30日夜、サウジアラビア西部のイスラム教聖地メッカで開かれた。イランと敵対するサウジのサルマン国王が呼びかけたもので、「イラン接近」を理由にサウジなどが2017年に国交を断絶したカタールのアブドラ首相も出席した。

     会議でサルマン国王は「イランの破壊活動に対する断固とした姿勢の欠如が、我々が今、目にしている状況を引き起こした」と述べ、結束してイランの影響力を排除するよう各国に求めた。アラブ諸国の中にはカタールやイラクのようにイランとの関係が良好な国もある。サウジはこうした諸国を改めて「自陣営」に引き込んで団結を呼びかけ、イランを孤立化させる狙いがあるとみられる。

     サウジは5月中旬、アラブ首長国連邦(UAE)沖合を航行中のサウジのタンカーが破壊工作にあい、サウジ国内の石油パイプラインも「親イラン」のイエメンの武装組織フーシによる無人機攻撃を受けたと主張。30日の会議に先立ち、空港に到着した各国首脳に対してこれまでにフーシが放ったミサイルの一部などを示し、イランの脅威を説明した。

     イランは関与を否定している。

     メッカでは31日、イランやトルコなど非アラブ圏も含むイスラム協力機構(OIC)の会議も開かれる予定。AP通信によると、30日の予備的会合にはイラン当局者も姿を見せたが、ザリフ外相ら高官は来ていないという。

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