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【ジッダ(サウジアラビア西部)篠田航一】米国とイランの対立が深刻化し、中東情勢が緊迫する中、湾岸協力会議(GCC)加盟国などアラブ諸国の緊急会議が30日夜、サウジアラビア西部のイスラム教聖地メッカで開かれた。イランと敵対するサウジのサルマン国王が呼びかけたもので、「イラン接近」を理由にサウジなどが2017年に国交を断絶したカタールのアブドラ首相も出席した。
会議でサルマン国王は「イランの破壊活動に対する断固とした姿勢の欠如が、我々が今、目にしている状況を引き起こした」と述べ、結束してイランの影響力を排除するよう各国に求めた。アラブ諸国の中にはカタールやイラクのようにイランとの関係が良好な国もある。サウジはこうした諸国を改めて「自陣営」に引き込んで団結を呼びかけ、イランを孤立化させる狙いがあるとみられる。
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