大学入学共通テスト、「活用する」私立は65% センター試験は9割活用 文科省公表
毎日新聞
2019/5/31 19:55(最終更新 5/31 19:56)
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文部科学省は31日、大学入試センター試験に代わって2020年度から始まる大学入学共通テストの活用の検討状況(今年1月時点)について、全国の国公私立大学に尋ねた結果を公表した。「活用する」大学は国立で約98%に上ったが、私立は約65%にとどまり、約30%が「まだ決まっていない」と答えた。21年1月の共通テスト実施まで残り1年半だが、詳細な内容や運用方法が公表されていないため決めかねているとみられる。現行のセンター試験は、国公立大の全校、私立大の9割が活用している。
調査は今年1月にメールなどで実施し、全大学1068校の9割にあたる964校が回答した。共通テストを「活用する」大学は、国立97.6%▽公立92.7%▽私立65.3%。「活用しない」大学は、国立がゼロで、公立1.2%、私立4.2%。一方、「まだ決まっていない」大学は国立2.4%、公立6.1%に対し、私立は30.3%と目立った。
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