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窓をあけて

触れて、見る=編集委員・元村有希子

 闇の中で私はその「ひと」におそるおそる触れた。ひんやりとした手触り。天を仰ぎ、目は半ば閉じられ、口は何か言いたげに小さく開かれている。のどぼとけや鍛えられた背中は男性のものだろう。高く上げた両腕は肩口ですっぱりと切られている。テーマは悲しみか、怒りか。考え始めたところで制限時間の3分が終わった。

 福岡市在住の彫刻家、片山博詞さん(55)の作品は、「触れて鑑賞する」ことを前提に作られる。作品と対話してもらうには、見るより触れる方がいいという信念からだ。視覚障害の有無にかかわらず「触れる展覧会」を始めて13年。作品が汚されたり壊され…

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