アラブ首脳会議

イラン非難、足並み乱れ 共同声明、イラク署名せず

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 米国とイランの対立が深刻化し、中東情勢が緊迫する中、サウジアラビア西部のイスラム教聖地メッカで30日夜から31日朝にかけ、アラブ諸国の首脳が集まる緊急会議が開かれた。アラブ連盟(21カ国と1機構)は「イランは地域の安全を脅かしている」と非難する共同声明を発表したが、イランと良好な関係を保つイラクのサレハ大統領が「イランとわが国は1400キロの国境を接し、関係が深い」と述べて署名に反対するなど、足並みの乱れも見られた。

 会議は、イランと敵対するサウジのサルマン国王が呼びかけたもので、「イラン接近」を理由にサウジなどが2017年に国交を断絶したカタールのアブドラ首相も出席した。サウジは5月中旬、アラブ首長国連邦(UAE)沖合を航行中のサウジのタンカーが破壊工作にあい、サウジ国内の石油パイプラインも「親イラン」のイエメンの武装組織フーシによる無人機攻撃を受けたと主張。イランは関与を否定している。

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