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ラインブレーク

ラグビーでは相手の防御ラインを突破することを「ラインブレーク」と呼ぶ。9月20日開幕のW杯日本大会に向け、壁を突き破り新たな領域に踏み出す鍵を考える。第1部「ジャパンの足跡」では、過去のW杯について当時の選手が振り返る。

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ラグビーW杯日本大会 第3部 隣の芝生から/5 女子100メートル障害・寺田明日香(29)

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7人制ラグビーを経て陸上に復帰した寺田明日香=埼玉県熊谷市内で2019年5月18日、荻野公一撮影
7人制ラグビーを経て陸上に復帰した寺田明日香=埼玉県熊谷市内で2019年5月18日、荻野公一撮影

元陸上世界選手権代表 「7人制」挑戦、財産に

 陸上女子100メートル障害の元日本王者、寺田明日香(29)=パソナグループ=は一時挑戦した7人制ラグビーの経験を生かし、2020年東京五輪を目指している。「ラグビーは助け合い。みんなで頑張れる」と魅力を語る。

 100メートル障害が専門で、北海道・恵庭北高で全国高校総体を3連覇。09年には世界選手権にも出場したが、11年ごろから拒食症のような症状になり、疲労骨折もした。「陸上のトラックを見たくない」と追い込まれ、13年に現役を退いた。その後、結婚して長女・果緒ちゃん(4)が生まれた。

 転機は16年。俊足を買われ、知人から7人制ラグビーの誘いを受けた。東京五輪を目標に転向を決めた。しかし、17年に試合中に右足のくるぶしを骨折し、数カ月間競技から離れたことが響き、18年秋に断念した。

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