メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

金融庁、人生100年時代の指南書案 「自助」強調にネットで批判渦巻く

金融庁の「高齢社会における資産形成・管理」報告書案の一部。「公的年金だけでは満足な生活水準に届かない」と書かれている=東京都千代田区で2019年5月31日

 金融庁が「人生100年時代」に向けて国民に自力で資産形成を促す「指南書」の案が波紋を呼んでいる。老後に「公的年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある」とし、蓄えが尽きるまでの期間「資産寿命」を延ばすために投資などを勧める内容だ。インターネット上では「年金をあてにせず自助をと言いたいなら、年金徴収をやめてほしい」などと批判が渦巻いているのだが……。

 金融庁は今月22日、「『高齢社会における資産形成・管理』報告書案」を公表した。金融審議会のワーキンググループが2018年9月から議論してまとめたもので、6月3日の会合で最終案が示され、大筋了承される見通しだ。

 案は、バブル崩壊以降の景気停滞で各世代の収入が低下傾向にあることや少子高齢化を背景に、公的年金の水準も「中長期的に実質的な低下が見込まれる」と指摘。無職の高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上)の場合、月約5万円の赤字になり、20年間で約1300万円、30年間で約2000万円の蓄えを取り崩す必要があるとの試算を紹介する。その上で「これまでより長く生きる以上、今までより多くのお金が必要となり、資産寿…

この記事は有料記事です。

残り1495文字(全文1979文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 東京都 新たな感染者195人 2日連続で100人超える 新型コロナ

  2. GmailなどGoogle複数のサービスで一時障害か

  3. 近鉄南大阪線で電車の窓ガラス破損相次ぐ 原因不明

  4. かわいさにメロメロ スナネコの赤ちゃん公開 神戸どうぶつ王国

  5. 村上春樹をめぐるメモらんだむ 影響を感じさせる「愛読書」を翻訳 村上さんが「菅ちゃん」と呼んだわけ=完全版

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです