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令和フィーバー考

平成が終わり、令和が幕を開けた。各地で開かれた令和へのカウントダウンや改元イベントには大勢の人々が詰めかけ、祝賀ムードに包まれた。だが、その一方で何か大切なものを見過ごしたり、考え忘れたりしてはいないだろうか。さまざまな立場から改元を見つめた人たちに連続インタビューし、一連の「フィーバー」について考える。

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令和フィーバー考

為政者に“同調文化”を利用されていないか 三浦まり・上智大教授

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新元号「令和」を知らせる号外を手に取る人たち=東京都港区で2019年4月1日、尾籠章裕撮影
新元号「令和」を知らせる号外を手に取る人たち=東京都港区で2019年4月1日、尾籠章裕撮影

 「レイワ・ワン!」。5月26日夕、来日したトランプ米大統領が両国国技館での表彰式で高らかに声をあげた。すると、会場からは万雷の拍手がわき起こった。「令和フィーバーは終わっていないのではないか」。記者はそう感じた。こんな疑問を抱え、上智大法学部の三浦まり教授(政治学)を訪ねた。三浦さんは記者の問いにうなずき、さらにこう憂えた。「民主主義が危機にあると思います」。危機とは穏やかではないが一体――。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】

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